喫茶竹の熊で料理に使用する皿と飲み物を運ぶための瓶籠を制作した。店舗には屋根のある半屋外の板の間席と室内席があり、来店客は自ら盆に載せた料理を運び好きな席で食べることができる。ただし前者の板の間席へは回廊と高低差のある石段を渡る必要があり、その際に重い皿ではバランスを崩し、またビール瓶やサイダー瓶のような高さのある提供物は運搬が困難という課題があった。こうした課題を解決するために皿の素材には軽量で堅牢度も高い竹を使用し、料理をストレスなく運べるようにした。また瓶を持ち運ぶための道具として客が腕にかけられる瓶籠を同じ竹素材で開発。籠底を水平にしたため、カウンターでの提供時や客席での飲食中も場所を取らず自立することが出来る。


[クリエイティブディレクション・デザイン]長尾美術 [制作]石田淳、長岡由記

写真3-5枚目提供=穴見春樹


喫茶竹の熊で料理に使用する皿と飲み物を運ぶための瓶籠を制作した。店舗には屋根のある半屋外の板の間席と室内席があり、来店客は自ら盆に載せた料理を運び好きな席で食べることができる。ただし前者の板の間席へは回廊と高低差のある石段を渡る必要があり、その際に重い皿ではバランスを崩し、またビール瓶やサイダー瓶のような高さのある提供物は運搬が困難という課題があった。こうした課題を解決するために皿の素材には軽量で堅牢度も高い竹を使用し、料理をストレスなく運べるようにした。また瓶を持ち運ぶための道具として客が腕にかけられる瓶籠を同じ竹素材で開発。籠底を水平にしたため、カウンターでの提供時や客席での飲食中も場所を取らず自立することが出来る。


[クリエイティブディレクション・デザイン]長尾美術 [制作]石田淳、長岡由記


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