COFFEE COUNTY

クライアント=COFFEE COUNTY


福岡県久留米市に拠点を置く焙煎所COFFEE COUNTYのヴィジュアルアイデンティティデザインを担当した。中米やアフリカなど現地で豆を買い付け、その体験をもとに焙煎をする同店のヴィジュアル計画において最も大切なのは、異国の農園・生産者・風土や文化、そしてコーヒーの概念を覆すような豆の複雑な味わいをどのように視覚化するかという点だった。
 COFFEE COUNTYの主な商材である豆袋には様々な産地国と農園名が記載されるが、この情報が何より重要なメッセージであり、ここにこそ本質が反映されるべきである。したがってどのような産地国と農園名の表記も同店のイメージを反映させられるよう、「Vibrant」と名付けた専用書体を設計しこのヴィジュアル計画の核としている。
 また同店のコーヒーから感じられる華やかなイメージを豆の風味毎に色彩の抽象画として表現し、パッケージをはじめとした媒体でもうひとつのヴィジュアルアイデンティティとして採用している。抽象画の制作にあたっては描き手の恣意的なものにならないよう、オーナーロースターの森崇顕氏と対話を重ねながら描いていった。この絵の原画は同店の内装にも使用されている。

福岡県久留米市に拠点を置く焙煎所COFFEE COUNTYのヴィジュアルアイデンティティデザインを担当した。中米やアフリカなど現地で豆を買い付け、その体験をもとに焙煎をする同店のヴィジュアル計画において最も大切なのは、異国の農園・生産者・風土や文化、そしてコーヒーの概念を覆すような豆の複雑な味わいをどのように視覚化するかという点だった。
 COFFEE COUNTYの主な商材である豆袋には様々な産地国と農園名が記載されるが、この情報が何より重要なメッセージであり、ここにこそ本質が反映されるべきである。したがってどのような産地国と農園名の表記も同店のイメージを反映させられるよう、「Vibrant」と名付けた専用書体を設計しこのヴィジュアル計画の核としている。
 また同店のコーヒーから感じられる華やかなイメージを豆の風味毎に色彩の抽象画として表現し、パッケージをはじめとした媒体でもうひとつのヴィジュアルアイデンティティとして採用している。抽象画の制作にあたっては描き手の恣意的なものにならないよう、オーナーロースターの森崇顕氏と対話を重ねながら描いていった。この絵の原画は同店の内装にも使用されている。


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